お知らせ・ブログ
2012.08.18 院長日記
夏の思い出①
お盆休み、皆さんはどのように過ごされましたか?
私は11日の診療が終わった後実家の福山に帰省しました。
院長が5時間近い運転はきついというので、今回は新幹線で。
15年ぶりに高校の同窓会があるので、先に私だけ一人で帰省。
そのおかげで(?)院長が座るはずだった隣の席には、
とってもかわいい小学生の男の子が座ってくれました。
『広島までだからね、わかるね?
歌とか歌ったらだめよ。静かにしときなさいね。
念のためお金渡しとくけど、いっぱいお菓子あるんだから、買っちゃだめよ。
じゃあ、お母さん行くからね。』
『!!!!!!』
お母さん行っちゃうんだぁ。ということは・・・
一人で広島まで?すご~い!!
感動してしまって我慢できず話しかけちゃいました。
『一人で行くの?えらいね~。おばぁちゃん家かな?』
『はい、おばぁちゃんの家に行きます。』
別に誰に頼まれたわけでもないし、むしろ迷惑な話なのだろうけど、
『この子を無事に広島まで送り届けねば!!』
突如わきあがった使命感。
プラモデルをつくりはじめた男の子に
『なになに、一人でつくれるの?』
『今どこまでできたの?』
『シールはったりするの?』と質問攻撃。
小学生に大人気の『文字ばける』 歯医者さんに持ってきてくれていた子もいたなぁ・・・ |
勝手に母親気分のおばちゃんに
時々照れながら、丁寧に受け答えしてくれました。
そうこうしながら広島までの間に一緒に2つプラモデル完成させました。
一つ目、鎧から変形。 いいことをするとお母さんがかってくれるんだって。 |
二つ目、猫からの変形。 今日は廊下をふき掃除してかってもらえたらしいです。 |
私があまりにじっとみて、色々話しかけてくるから、
3つめは、『つくってみますか?』と小学生に気を遣わせてしまいました。
最後は犀からの変形。 金色はなかなかでないレアものだそうです。 |
もっともっとお話ししたかったし、3つ目も完成させたかったけど、
広島は思ったよりずっとずっと近かったです。
いつもは退屈な新幹線が今日はとっても楽しかった。
Rくんのお母さん
歌を歌うこともなく、無駄遣いをすることもなく、
とってもおりこうでしたよ。
一時間いっぱいお話ししてくれて、一緒にプラモデルつくって、
お菓子も「食べますか?」とこれまた気を遣ってくれるほどのいい子でした(笑)。
『ありがとうございました。』
『バイバイ、気をつけてね。』
広島から福山がいつもより遠く感じました。
Rくん、楽しい時間をありがとう。
またいつかどこかで会えるといいな・・・★