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2012.01.26 院長日記
矯正治療
この間、別府での勉強会の空き時間に
先輩の病院を見学してきました。
そこは、くま歯科と同じく奥様と二人でしている病院でした。
僕たちがお邪魔した時は奥様おひとりの診察日でした |
くま歯科と違う点は、そこが
矯正歯科専門の歯科医院ということです。
矯正歯科というと皆さんは
お子さんが金属を口の中にしているのを想像するかもしれませんが、
実は矯正を始めるのは大人になってからでもできるのです。
まだ発育途中の段階で矯正をすると
顎の骨も歯も未完成のため、歯が動きやすく
治療期間が短縮されるために一般的には子どもの時に矯正する人が大半です。
大人になってからでも 歯を動かすことはできるのですが
顎の骨や歯が完成してしまっていることに加え、
歯周病になっているとなかなか動きにくくなるのです。
この先輩の歯科医院では、子どもの矯正から大人の矯正まで
また、他の歯科医院からの依頼で部分的な矯正もやっているそうです。
部分的な矯正とは、歯が傾いてしまっている場合や
重なっている場合、もしくは虫歯で歯がなくなってしまい
根っこの部分だけが少し残っている場合などの時に
その部位だけに装置を付けて歯を動かすものです。
保険がきかない治療になるため
一般的には歯を削るか、抜歯されてしまうケースでも
部分矯正をすることにより、削ったり抜いたりをしなくてすむ場合があります。
矯正歯科とは歯並びをきれいに見せるだけでなく
歯並びを守るためにも大変重要なんですね。