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2016.02.11 院長日記
最近の歯周病について
このところ、仕事とは無関係なことばかりアップしていたので
時には勉強の話をしたいと思います。
先日の日曜日には大阪歯科大学の教授である
天野敦雄先生の講演を聞きに行ってきました。
内容は「21世紀のペリオドントロジー」
最近では、歯周病とはどんなものかというのを
色々なところで聞く機会が増えていて
「歯周病予防」という言葉も
皆さんよく聞くフレーズだと思います。
では、皆さんはどこまでこの「歯周病」の事をご存知でしょう?
まず、この「歯周病」じつは
『全世界で最も蔓延している病気』としてギネスブックに登録されているんです。
しかも、歯周病は「感染症」であるとわかってから
最近では歯周病の原因菌がより詳しく分かってきました。
最近の研究結果などを講演で聴く事ができ
とても勉強になりました。
先ほども「歯周病は感染症」だと言いましたが
この歯周病の原因になっている「歯周病の原因菌」
この歯周病菌は1種類だけではありませんが
この歯周病菌も最近では詳しい事が分かってきました。
この中のある歯周病菌は、最近の研究では
「今の医療では、一度感染してしまうと一生取り除けない」
という事実が分かったそうです。
症状が出ていなくても、悪さをしていないだけなんです。
治ったように見えて、実はまだ感染しているのです。
ここで一番注意するべき症状としては
「歯ぐきからの出血」です。
実は、これが一番要注意です。
みなさん大丈夫ですか?
ちゃんと歯医者さんでお掃除されていますか?
ちなみにこれは余談ですが、歯周病に対して効果的な食べ物は
「カレー」だそうです(笑)