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2012.01.16 院長日記
入れ歯の講習会
先週の土曜日と日曜日の二日間は
入れ歯の講習会を受けてきました。
実習形式の講習会でした |
土曜日は小児歯科のみの診療で、患者様にはご迷惑をおかけしました。
入れ歯を扱う歯医者さんというと
なんとなく年齢が上で経験豊富そうな人がやっている
イメージではありませんか?
実際、入れ歯を作るのはどの歯科医師でもできますが
入れ歯が得意な歯科医師というと少ない気がします。
なぜかというと、入れ歯を作るには口の中だけでなく
顔の筋肉、咬み方、体格、性格などあらゆる要素を考えなくてはいけないからです。
また、なくなってしまった歯や骨がどれくらいかを予想し、
それを補う装置を歯ぐきの上にのせないといけないことも
難しいといわれる所以です。
現に歯科の勉強会の中で入れ歯の勉強会は極端に少ないのも事実です。
今回の講習会は今まで経験で補われていた入れ歯の技術が
新しい材料と知識によって、より簡単にされたシステムの講習会でした。
総入れ歯の型取りしたものです |
また、普通の講習会とは違い普通の歯科医院の中で実際の患者さんに
協力してもらいながらの講習会でした。
そして最後にはそのシステムに関しての認定試験を受けてきました。
無事合格することができたので「くま歯科・こども歯科」でも
使用することが可能になりました。
全ては目の前の患者さんの笑顔のために
これからも日々勉強していきたいと思います。