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2011.11.15 院長日記

よくかむこと

先日 仕事が終わりスタッフみんなで焼き肉を食べに行ってきました。
病院が開院してから スタッフみんなで食べる機会がなかなか作れず
今回は一か月前くらいから みんなの予定を聞いて実行することができました。

 念願の焼肉です

 

最初に頼んだ「タン塩」を焼いてスタッフの皿に取り分けていると
一人のスタッフが食べられないと言っていました。
理由を聞くと なかなか噛み切ることができずずっと噛んでいるとあごが痛くなるためだそうです。

 

僕みたいにあまり咬まずにすぐ飲み込んでしまういわゆる「早食い」のひとも
問題あるのですが、しっかり噛めないひとも問題があります。

 

最近はダイエットのためによくものを噛んで食べるとよいということが知られるようになりました。
これはたくさん噛むことで脳にある満腹中枢が活性化され 量を食べなくても
おなかがいっぱいだと認識されてしまうからです。

 他にもよく噛むことはたくさんのいいことがあります。

 ・記憶力がよくなる(痴呆の予防)

・運動能力があがる

・口の周りのしわの予防(口の周りの筋肉がつくため)

・虫歯予防(唾液の量がふえるため)

・顎関節症の予防(あごの関節の周りの骨や筋肉が強くなるため)

・歯周病の予防(あごの骨が地よくなるため)

特にお子さんでは

・正常な歯並びになる(正常なあごの大きさまで成長する)

・食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の予防(少し専門的になります)

など たくさんの利点があります。

 

「一回の食事の時に噛む回数を増やし、食べごたえのあるものを食べること」

 

まずは今日の食事の時に少し考えてみてください。

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