最近昼休みになるとスタッフが集まって
何かしているみたいです。

そっと見てみると、先輩のスタッフが後輩に
なにやら教えている様子。

それも一方的にやるのではなく
後輩が率先して質問している模様。

しかもここのところ
毎日色々な相互実習をやっているみたいです。

最近は、口腔内写真の撮影練習。

くま歯科・こども歯科では全員とはいきませんが、
ほとんどの人の口の中の写真を撮っています。

理由は大きく二つあります。
一つは経過の記録のため。

レントゲンもそうですが、今の状態を診断していく上で
前はどうなっていたかの比較ができる資料は凄く重要なものです。

カルテにいかに詳しく書いていても
画像があるだけで大いに助かります。

もう一つの理由は、患者さんへの説明のためです。
自分の今の状態を把握してもらうためです。

一体自分の口の中はどうなっているのか
また、将来どうなる可能性が高いのかを知ってもらいたいのです。

毎日僕たちがその人のお口の中を綺麗に掃除して、
悪くなってないかをチェックすることは不可能です。

治療が終わったら、その状態を維持していくのは
患者さん自身なのです。

僕らがやれることは、診療室に来てる時間で
長い人生の中のほんのちょっとです。

だからこそ、自分自身で管理しやすいように
まずは、今の状態を知っていて欲しいのです。

そんな大切な資料だからこそ
綺麗で、規格性のある口腔内写真が大事になります。

そんな僕の思いを知ってなのか
スタッフは貴重な昼休みを使って練習しています。

また、一切嫌な顔をせず、また楽しそうに練習に付き合っている
先輩スタッフにも頭が下がります。

新入りのスタッフからの底上げは
大いに刺激になります。

ついつい僕も混じってしまいます

最近の昼休みの恒例の姿を見ていて
自分ももっと頑張らないかんと痛感してしまいました。