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噛み合わせ

歯軋りや噛み合わせでお悩みの方へ

噛み合わせ

日本人の成人の約 80% が罹っている言われている歯周病。
歯を失う一番の原因とも言われており、歯周病が進みお口の中に歯周病を引き起こす細菌が多くなると、細菌が血液や呼吸器内に入り込み、心筋梗塞、動脈硬化、肺炎、早産などを引き起こしやすくなります。

CHECKこのような症状はありませんか?

  • 詰め物や被せ物がよく取れる、欠ける
  • 詰め物や被せ物がよく取れる、欠ける
  • 歯や歯茎がしみる
  • 顎周りの疲労感や痛み(顎関節症)
  • ブリッジや入れ歯がよく壊れる
  • 肩こりや首こり
  • 偏頭痛など
心当たり

原因

歯や被せ物を傷めて壊してしまう人の中には、 無意識のうちに
「歯に過剰な力をかけている」ことが原因となっているケースがあります。
無意識のうちに歯に過度な負担をかけてしまうという行為は、「歯ぎしり(ブラキシズム)」「TCH(上下歯列接触癖)」といったものが原因の場合が あります。

  • 歯ぎしり(ブラキシズム)

    ブラキシズムとは、睡眠中または日中に無意識のうちに行なっている歯ぎしりや食いしばり などの総称です。
    上下の歯をギリギリと擦り合わせる、歯を強く噛み締める、上下の歯を小刻みにカチカチとするなどが挙げられます。朝起きると顎が疲れていたり、歯がしみる(知覚過敏)などの症状で受診して初めて気づかれるという方も多くいらっしゃいます。
    近年の研究報告では、一概に「歯軋り」と言っても体の恒常性を維持する「良い歯軋り」と歯や顎の組織を壊してしまう「悪い歯軋り」があるそうです。

  • TCH
    (Tooth Contacting Habit)

    TCH(Tooth Contacting Habit)とは、上下の歯を無意識に接触させる癖のことです。
    人は何もしていない時、お口の中では上下の歯は接触していない(2~3mm程度離れている)のが本来の状態です。正常な場合は、1日の上下の歯の接触時間は、会話や食事のタイミングで発生し、約20分程度ですが、考えごとをしている時や作業をしている時などに無意識のうちに上下の歯を接触させたままにしてしまう方がいます。
    例え上下の歯を軽く接触させているだけの状態であっても、長時間にわたると顎周りの筋肉や、歯や被せ物などを傷めてしまう原因となる場合があります。

対策と改善方法

対策と改善方法
  • まずは認識することが大切

    歯ぎしりやTCHは無意識に行なっていることが多いため、症状が重くなるまで気づけなかったり、そもそも歯ぎしりやTCHが原因であることを認識されていない方も少なくありません。
    そのため、まずは自分が歯ぎしりやTCHをしているかどうかを認識し、把握することが改善のための第一歩となります。

    ・歯ぎしりやTCHを把握するポイントや方法
    ・睡眠中に自分が歯ぎしりをしていないか家族に聞いてみる
    ・起床時に顎周りに痛みや歯がうずくなどの症状がある
    ・目のつく場所にメモなどを貼り、目にとまったら歯の接触を確認する
    ・10分おきのアラームをセットして過ごし、鳴った時に歯の接触を確認する
    ・歯のすり減りや被せ物の状態などを歯医者さんに診察してもらう

    気になる症状があれば、当院にご相談下さい。

  • 当院における
    歯ぎしりの対策

    就寝中の歯ぎしりから自分の歯や被せ物などを守る手段として、歯ぎしり用のマウスピース (ナイトガード)を装着して防ぐ方法があります。
    マウスピースを歯に装着して寝ることで、歯ぎしりによる過剰な力をマウスピースが分散してくれます。歯ぎしり用のマウスピースは歯医者にて保険診療内で作成することができ、費用は3割負担の方で5,000円程となります(そのほか初診料や型取り費用等がかかります)。

  • 何よりも大事なことは
    神経を残すこと

    神経をとった歯(失活歯)は神経が残っている歯(生活歯)に比べてかなりの割合で歯根破折を起こすリスクが高いことがわかっています。
    そこまで力が加わっていない状態であれば破折するリスクは低いですが、「歯ぎしり」や「TCH」がある人の失活歯は歯根破折するリスクはかなり高いと言えます。
    いくらきちんと歯磨きをしていても、定期的にメンテナンスに行っていても歯根破折を防ぐのはなかなか容易ではありません。
    まずはなるべく神経を取らないでいいように、定期的に検査を受けることが大事になってきます。

「ジルコニア」や
「ゴールド」など
壊れにくい被せ物
(自由診療)

被せ物に用いる材料には様々な種類がありますが、中でも特に耐久性に優れているのがジルコニア素材を使用した被せ物です。人工ダイアモンドとも称されるジルコニアは非常に高い強度を誇り、生体親和性の高さから医療分野において幅広く活用されています。
これから被せ物の治療を受ける方や、銀歯を白い被せ物につけ替えたいといった場合には、耐久性の高い素材や治療法を選択することで被せ物が壊れにくくすることができ、歯根破折などのリスクも減らすことができます。